山の辞典展 終了のお知らせ

山とガス缶とコーヒーと。

山の辞典展が無事終了しました。
ご来場頂きました皆さま、本当にありがとうございました。
.
山に興味が有る方も無い方も、たくさんの方に『山の辞典』を手に取って頂き、まさかの先行販売分がSOLDOUTになるなど、反響の大きさに驚くばかりです。

写真企画室ホトリ「山の辞典展」レポート記事へ >>

.
会場に足を運んで下さいました皆さま、本をお買い上げ下さいました皆さま、版元の雷鳥社さん、編集者の谷口香織さん、デザイナーの川島卓也さん、挿絵を制作頂いた龍山千里さん、そして何よりこの企画に誘って頂いたyamadori相方saorinさんこと織田紗織さん、皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。

『山の辞典』(雷鳥社)Amazon商品ページ >>

 

 

Continue reading

新年のご挨拶 2024

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

昨年はこれまで以上に「山」要素の濃い一年でした。

Continue reading

私という者を認識する為に

命が残した色。冬の色。

 

Instagramの更新を再開しました。

気が向いたら更新していましたが、何故かInstagramは更新が続かず。その理由として思い当たるところは色々あるのですが…。

Continue reading

あらためまして、yamadori 結成しております。


そう言えば、こちらには書いていませんでしたが…。

最近、山のおみやげ「mt.souvenir」のクリエイターで写真企画室ホトリの室長であるsaorinさんと、写真家 川野のふたりでリトルレーベル「yamadori」を立ち上げました。saorinさんは都合さえ合えば共に登る山友で、そんな関係も既に4年。むしろ今まで何も無かったのが不思議なくらいですが、それには個人的理由がありました。

 

Continue reading

「遺伝的記憶」について思うこと。


思うところあり、アーティスト・ステートメントを見直していた。

私が残したい写真を適切な言葉で言い表すなら何だろう?と考えていたとき、「遺伝的記憶」という言葉がふと思い浮かんだ。

山を作品の対象としはじめたときから「遺伝」という言葉にひっかかりを覚えていたのだけど、釣りでいう「バレる」のように、一度針に掛かっていた魚は針から外れ、逃げられたまま時が過ぎていた。

そのバレた魚を呼び戻すようにもう一度言葉の海へと針を垂らし、浮かんできたのが「遺伝的記憶」だった。遺伝子に刻み込まれた記憶をトリガーにシャッターを切っているのではないだろうか?と、感じる出来事があったからだ。

 

Continue reading

歪んだ時空に見たもの。

春の花が咲き乱れる初夏の公園に、黄色の風船が現れた。
あまりに突然に。そしてドラマチックに。

持ち主のいない黄色の風船がそこにあるというだけで、日常の景色が非日常的に感じられた。まるで異空間、または時空の歪みを見てしまったような。

そう思った瞬間、私の足は風船を追いかけていた。

 

…と、ここで少し話は変わり。

 

Continue reading